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文化学科 授業紹介2022.12.20
地域文化論:中国(相田満先生)
授業名:地域文化論(中国)
担当教員:相田満先生
開講年次:2年次~
この授業では中国伝統の文字文化と日本の文字文化や「供養」に関する認識の違い、観相(人相見)と身体の文化などを学ぶことが出来ます。私が特に印象に残っているのは生き物供養に関する話です。
授業で出された課題の中に、「生き物供養」に関して調べるというものがありました。自分の身近なところに生き物供養に関するものはないと思っていましたが、実際に探してみると、身近なところにたくさんあることを知ることが出来ました(ちなみに上野には「〇〇供養碑」などがたくさんあるので、興味がある方はぜひ調べてみてください)。
生き物の他にもメガネや針など私たちが日常的に使用するものに対しても供養が行われていたり、供養碑が建立されていたりすることができました。日本と中国の文化に興味がある方にとてもおススメの授業です!
サムネイル画像は、供養碑について調べる課題で、上野公園にある「めがね之碑」を取り上げた際に撮影したものです。この供養碑に描かれるメガネのモチーフは、徳川家康が愛用していた手持ちタイプの鼻眼鏡とされています。
授業はスライドを使って進められていました。参考文献が多く掲載されていたので、より理解を深めることが出来ました。