こんにちは。私は現在、協定大学留学を利用し、フランスのボルドー・モンテーニュ大学で学んでいます。 

　フランスに来る前は、フランス人の友達ができるだろうかと不安に思っていたのですが、寮や大学が主催するいくつかのパーティーのおかげで、クラスメイトの他にも仲の良い友達を作ることができました。フランス人で一番仲の良い友達も、寮のパーティーで出会いました！ 

私が彼らとの4ヶ月間の関わりの中で感じた日本とフランスの違いの一つは、時間とお金の使い方の違いです。日本にいた頃は、友達と遊ぶとなると、カフェに行ったり、レストランに行ったり、何かとお金をかけて遊ぶことが多かったと思います。もちろんフランスでも、このように遊ぶこともあるのですが（特にフランスのカフェは楽しいので、私もよく行きます）、しっかりと予定を立てて遊ぶというよりも、当日に友達を誘って出かけるというのを好むフランス人が多い気がしています。たくさんお金をかけるわけではありません。ただ公園でゆっくり過ごしたり、カードゲームをしたり、飲み物を片手に語り合ったり、、、一緒にいる相手と、時間をゆっくりと楽しむことが好まれていると思います。これは、長い、長いディナーの仕方にも通じると思います（ディナーの前にアペリティフという、お酒を飲みながら話す時間がある場合もあります）。この時間の使い方を自然としているフランス人をとても羨ましく思います。フランスは、日本と比べて労働時間が短く、また、とても長い休暇（バカンス）があるので、そのことも時間の使い方に深く影響していると思います。 

　もうすでに留学の半分が過ぎてしまったと考えると、とても心が痛みます。楽しい4ヶ月間を過ごせたのは、仲良くしてくれた友達のおかげなので感謝したいです。これからも、フランス生活をしっかりと感じながら、勉強に励みたいと思います。 

フランス人も大好きなラクレット（たまにはレストランでも食事します。ラクレットチーズは特に人気です。手前にある炭火で温めて食べます。）  

寮と学校の間にある道から見える景色（学校が新しくなり、以前よりもさらに寮と近くなりました。朝早い時間から授業があるので、このような美しい景色を見ることもできます。）  

※サムネイルは、友達との持ち寄りパーティーの様子（本文に書いたこととも関わりますが、フランスでは公園や友達の家で食べ物やお酒を持ち寄ってパーティーをすることが多いです。）