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大阪・関西万博訪問記2025.10.22

わたしの万博体験②コロンビア館他

「未来へつながる“多様性”の広場——万博で感じた世界の息づかい」

 初めて万博に参加し、世界各国の文化や価値観が一堂に集まる空間に胸が高鳴りました。中でも印象的だったのは、コロンビア館、未来の都市館、そしてバーレーン王国館です。 

 コロンビア館では、自然と音楽、色彩にあふれた展示に心を奪われました。スクリーンに映し出される豊かな熱帯雨林やカーニバルの映像は、国そのものが「生命力」を象徴しているようで、文化とは人々の生き方そのものなのだと感じました。 

 未来の都市館では、テクノロジーが人と環境をつなぐ可能性を体感しました。AIや再生可能エネルギーなどの展示を通して、「進化」と「共存」をどう両立させるかという問いが浮かび、国際文化を学ぶ者として未来社会の在り方を考えさせられました。 

 バーレーン王国館では、伝統と近代が調和したデザインが印象的でした。海の民としての歴史を大切にしつつ、現代的な技術で表現する姿勢から、文化継承の新しい形を学びました。 

 また、各国のスタッフとのちょっとした会話や笑顔のやり取りも心に残っています。言葉が通じなくても、互いに相手の文化を尊重しようとする姿勢が伝わり、まさに「人と人がつながる瞬間」を感じました。 

 万博は“世界とつながる教室”のような場所でした。教科書では知識として学んでいた国々の文化が、実際に目の前で生きている。その臨場感の中で、国際文化を学ぶ意味を改めて実感しました。これからも世界の多様性に触れながら、自分の言葉と行動でその魅力を伝えていきたいと思います。

(4年 SKさん)

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