ゼミ紹介
河本 真理
コウモト マリ
専門分野・研究対象
西洋美術史、現代芸術論
西洋美術史、とりわけ近現代美術を専門としています。20世紀美術の大きな潮流となったコラージュを中心に研究しています。
メッセージ
私が感じる国際文化学科の魅力
西洋美術史・日本美術史はもちろん、映画・音楽・ファッション・文学・思想など、幅広い分野をカバーしているだけではなく、留学や研修など実践的なプログラムを通して「越境」し、自身の限界を超えて世界を広げることができるところです。
国際文化学科で学んでほしいこと
「越境」によって知ることのできる「他者」の視点、美術などを通して得られる新しいものの見方や、作品に込められた豊かな世界です。
私のおすすめ
美術史の入門書としておすすめするのは、 E. H. ゴンブリッチの『美術の物語』です。味気ない概説ではなく、美術史を流れとしてつかむことができます。なお、個人的におすすめの映画は、セルゲイ・パラジャーノフの『ざくろの色』です。どのショットも絵画のような映画です。
国際文化学科をめざすみなさんへ
知的好奇心の旺盛な人、好きなことに打ち込める人は大歓迎です。
ゼミ紹介
受講生が語る~河本先生の「国際文化演習」はこんな内容!こんな雰囲気!
河本ゼミは、主に西洋美術に関心のある人たちが集まっていますが、研究分野は幅広く、自らの興味、関心のあることをそれぞれ研究しています。
毎回の授業では、順番に発表し、それについて皆でディスカッションをします。自分の範疇になかったことをも知ることができ、毎回新たな発見があったり興味が広がるので、とても充実した時間を過ごせています。皆真剣で、やるときはやる真面目な雰囲気ですが、ユーモアのある教授のもと、明るく楽しくもあり、オンオフのしっかりできるゼミだと思います。ゼミ内の関わりが深く、アットホームな雰囲気です。
これまでのゼミ生の卒業研究テーマ(抜粋)*国際文化学科の卒業研究は2026年度からです
- レオナルド・ダ・ヴィンチに選ばれなかった技法〜これからのフレスコ画の可能性〜
- 15〜16世紀ネーデルラントにおける地獄の表象の変遷―社会的需要からの考察
- 「ボス・リバイバル」とブリューゲル―ボス作品との比較を中心に
- エル・グレコの絵画における幻想表現についての考察
- 〈忘れられた天才画家〉フェルメールの魅力とその受容
- 18世紀フランスの社会と美術~アカデミーとサロン文化からみるロココ~
- ジャン=フランソワ・ミレーの絵画と〈音の記憶〉 ―幼少期から絶筆《鳥の巣狩り》まで
- ファン・ゴッホとジャポニスム―作風の変遷と「日本」というユートピア―
- 時代の鏡像としてのファム・ファタール―作家、画家、観者の三観点から探るヴィクトリア朝絵画とその女性観―
- ギュスターヴ・モローと女性の表象
- ウィリアム・ブグローの神話画の変遷―19世紀フランスのアカデミスム絵画の変質
- クロード・ドビュッシー 〜世紀転換期における音楽と絵画の対話〜
- ピエール・ボナールの装飾画 1900~1930年―画家と注文主に関する考察―
- ルネ・ラリック 〈美しい光〉を求めて ~宝飾工芸からガラスの空間芸術へ~
- 写真?芸術作品?~マン・レイが生み出した唯一無二の光画~
- イヴ・タンギーとオートマティスムー「生成」と「沈黙」の狭間で
- 光が形づくる祈りの空間 ~マティスのロザリオ礼拝堂とル・コルビュジエのロンシャン礼拝堂の比較~
- 岡本太郎と〈仮面〉―根源的な生命力と原初的な創造力を求めて
- インスタレーションの起源とその展開― 「場(サイト)」をめぐって―