ゼミ紹介
杉山 直子
スギヤマ ナオコ
専門分野・研究対象
アメリカ文学、アメリカ文化
近・現代アメリカ文化、アメリカ文学。特に、黒人、アジア系などの少数民族の女性による小説。
メッセージ
私が感じる文化学科の魅力
外国語も含め、多様な内容の授業が開講され、広くさまざまなことを学んだ上で、自分のもっとも興味の持てる分野を掘り下げて勉強するチャンスがあること。
文化学科で学んでほしいこと
まず外国語です。英語はなるべく全員にしっかり身につけてほしいし、そのほかにもう一つは外国語を学んでほしいです。世界が広がります。
私のおすすめ
白井喬二『富士に立つ影』・ミッチェル『風と共に去りぬ』・吉屋信子『徳川の夫人たち』・氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク!』 まずは物語を読む楽しさを知ってほしいです。
文化学科をめざすみなさんへ
生き生きとした知的好奇心を持つ皆さんをお待ちしています。
ゼミ紹介
受講生が語る~杉山先生の「文化学演習Ⅱ」はこんな内容!こんな雰囲気!
この授業では、The Feminine Mystique という本を使い、アメリカのフェミニズムについて勉強しています。事前に担当を決め、その章を和訳・要約し、その他考察を含め発表する形で読み進めています。本は洋書ですが、英語が苦手でもそこまで難しくないし、翻訳も参照できるので心配はいりません。また、先生はアメリカ文学がご専門ですので文学に興味ある方はとても充実すると思います。
他にも、卒論の書きすすめ方、テーマ決めなどの基礎から、文献の集め方、書き方など、計画的に進められるよう丁寧に指導してくださいます。広くアメリカ文化や文学、フェミニズムなどに興味がある方にはとても有意義なゼミになると思います。
これまでのゼミ生の卒業研究テーマ(抜粋)
- 女性の自立~ミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』の女性像~
- 日本の正規雇用者における男女賃金格差~主な要因と改善策~
- キング牧師が遺したもの
- MCU映画が伝える正義のメッセージ-『アイアンマン』から『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで-
- アメリカにおける女子カレッジの役割
- アメリカ銃社会 なぜアメリカから銃は消えないのか?
- アメリカにおける多文化教育
- 現代社会における男性の生きづらさ
- ニューヨークの摩天楼とキャリアウーマン~映画における働く女性のイメージについて~
- カーソン・マッカラーズの『結婚式のメンバー』と『悲しい酒場の唄』
- トニ・モリスンの「青い眼がほしい」 抑圧される黒人とその弱さを探る
- アメリカ映画における女性の地位の変化-女性が主役のアクション映画を中心に-