ゼミ紹介

三田 明弘

ミッタ アキヒロ

専門分野・研究対象

日中比較文学、説話文学 『今昔物語集』などの日本中世の説話文学や六朝から唐宋にかけての志怪小説が主なテーマ。また、類書や妖怪の研究も行っている。


メッセージ

私が感じる文化学科の魅力

悠久の歴史における人間の営みの精髄としての「文化」を、過去から現代まで、東洋と西洋の両方に渉って総合的に学べるのが、本学科の魅力だと思います。


文化学科で学んでほしいこと

グローバリズムの時代の最前線で活躍する国際人として羽ばたいてゆくために、高度な語学力と、地球的視野で物事を考察する思考力を養ってもらいたいと思います。


私のおすすめ

『史記』(司馬遷)をおすすめしたいと思います。本書に登場する人々のアクティブで独創的な生き方は、現代においても学ぶべき点が多々あります。


文化学科をめざすみなさんへ

文化学科で学ぶことによって、あなたの世界を見る目は大きく変わると思います。


ゼミ紹介

受講生が語る~三田先生の「文化学演習Ⅱ」はこんな内容!こんな雰囲気!

 私が受講している「文化学演習Ⅱ」という授業では、主に日本や中国の文化について学びつつ、卒業研究に向けての研究を進めています。三田先生の専門分野は日中比較文学や説話文学ですが、さまざまな分野に精通しています。そのため、私たち学生は先生の指導の元、日中の妖怪や江戸時代の旅文化、各国の神話について等、自分の興味に応じて自由に研究を行っています。授業では先生が学生の関心分野に関する本を取り上げてくださったり、研究内容を発表する機会があります。これらのことを通じて、プレゼンテーション能力を高めるとともに、先生や他の学生の考えに触れ、自分の知識を深めたり視野を広げることができます。また、とてもアットホームな雰囲気で授業が行われるため、楽しく伸々と学ぶことができるところもこの授業の魅力のひとつです。日中の文化に興味がある人にはおすすめの授業です。


これまでのゼミ生の卒業研究テーマ(抜粋)

  • 声優を通して現実化される二次元アイドルとファン~彼女たちの存在は今も虚構なのか~
  • 日本におけるインターネット・コミュニケーション~“フラット化”されたユーザーたち~
  • ポケモンと人の関係
  • ツイッターの「隙自語」は何故いけないのか ~SNSで加速する「キャラ化」~