カナダ体験記
M.L.さん
留学先:カナダ、ナイアガラカレッジEAP
期間:2024年8月~2025年2月末(2年後期)
滞在形式:ホームステイ
ナイアガラカレッジでの留学体験記
▶語学学校での勉強について
カナダのナイアガラカレッジにてEnglish for Academic Preparation (EAP)というコースに約半年間所属し、主に実践的な英語力の向上に取り組みました。y
現地到着後のプレイスメントテスト(4技能)の結果によって5段階のレベルに分けられ、私はレベル4からスタートして最終的にレベル5を修了しました。
授業は少人数かつアクティブなクラスで、4技能をバランスよく学びます。特に多国籍なクラスメイトと毎日のようにディスカッションやグループワーク、プレゼンテーションを行ったことで、英語で自分の意見を発することに抵抗がなくなり、自信がつきました。また、様々な国のアクセントを聞き取る良い練習にもなりました。
さらにレベル5の授業では、学部授業の受講を想定した講義を受けることができ、カナダに関する話題をはじめ幅広いテーマを英語で学びました。自身の力を試すとともに、視野を広げる貴重な機会となりました。先生方も親身になって指導をしてくださり、クラス修了時には先生とクラスメイト全員でケーキやピザを囲んで祝うなど、とても温かく居心地の良い環境でした。
・グループワークの授業の様子

・時間割(レベル5)

▶自分の研究テーマについて
私は本プログラムでの個人研究として、Influence of Visual and Culture on Fashionをテーマに掲げ、日本とカナダを中心としたファッション性の違いについて深めました。具体的には、留学中にショッピングモールで目にした広告やマネキン等の展示方法の分析、現地の友人・知人を対象としたファッションに関するアンケート調査などを実施しました。
このテーマを設定した背景には、1年次のSAP(イギリスのオックスフォード研修)でファッションに関する講義受講やフィールドワークを行った経験があります。その経験があったからこそ、カナダ滞在中にもトロントで行われるファッションウィークのファッションショーに足を運ぶことや、日常のショッピング中に日本や他国との違いに気が付くことに繋がりました。
▶キャンパス生活について
キャンパスは広大な敷地に広がるウェランドキャンパスで過ごしました。
周辺は住宅街で、地元のレストランやショッピングモールなどが近くにあります。有名な観光地であるナイアガラの滝へのアクセスも良く、週末には友人たちと出かけるなど、思い出深い場所となりました。
このナイアガラ地域の一番の魅力は、様々な国出身の人々が暮らしており、日常的に豊かな異文化交流ができる点だと感じています。街中やバスの中では多様な言語や文化が行き交い、カレッジ内にも多くの留学生がいたため、刺激的で心地よい環境でした。
また、毎週カレッジが主催するイベントやアクティビティが用意されており、カナダ文化にどっぷりつかることはもちろん、旧正月(Lunar New Year)のお祝いやラテンアメリカ系の文化を楽しむ催しLatino Party、世界の朝食を楽しめるInternational Breakfast Weekなど、多国籍な文化を体験できる機会が毎週のように用意されていました。更に現地で親しくなった友人の母国の料理をご馳走になるなど、体験を通じて異文化への理解を深めることができ、非常に充実したキャンパスライフとなりました。
・冬のウェランドキャンパス

・地域のアイスワインフェスティバルにてカレッジのパレードボランティアに参加

・クラスメイトとの放課後

▶生活面について(ホームステイなど)
滞在中はホームステイをしていました。
ホストファミリーは老夫婦のホストファザーとホストマザー、私を含めた留学生3人(日本人2人、ルワンダ出身の留学生1人)の5人で生活をしていました。ホストファミリーはとても仲が良く温かい家庭で、留学生とも家事を分担したり日常会話を楽しんだり、安心して生活をすることができました。
毎日の食事や会話を通じて、学校では習わない自然な英語表現を教えてもらったり、クイズなどを通して楽しみながらお互いの文化や意見を共有したりしました。サンクスギビングやクリスマスに特別なディナーを用意してくれたこと、ハロウィンの日に“Trick or Treat”をしに来た近所の子供達にお菓子を配ったことなどは、特に記憶に残っています。
食事は基本的に朝・昼は各自で用意し、夕食はホストファミリーと一緒に食べていました。美味しい料理や様々な食材を常に用意しておいてくれていたため、食生活で困ることはありませんでした。放課後には近くのレストランで食事をしたり、学校に残って友人と勉強や交流を楽しみながら過ごすこともありました。
また、トロントは有名な観光名所へのアクセスも良く、休み期間には少し足を延ばして旅行にも出かけました。秋休みには紅葉のメープル街道で有名なモントリオール、冬休みには、イエローナイフでオーロラ鑑賞、年越しはニューヨークで過ごすなど、人生において非常に貴重でかけがえのない経験となりました。
・ホストファミリーとホームステイ最終日の夜

・ターム修了式のパーティー

▶まとめ(総合的に)
生まれ育った環境や日本での「当たり前」が通用しない場面も多くありましたが、振り返ってみると「恐れず挑戦すること」や「自分で考え行動する力」が身についた、かけがえのない期間となりました。
滞在中は語学力向上にとどまらず、「なるべく多くの人と交流し、自分の視野を広げて殻を破ること」を目標にしていました。現地でのリアルな暮らしを通じて異なる文化や価値観に触れ、母国語の異なる仲間と英語で思いを伝え合った経験は、私にとって大きな刺激となり、物事をより広い視点で捉えられるようになりました。
また、偏見にとらわれず一人ひとりを「個人」として理解し誠実に向き合うことや、ホストファミリーをはじめお世話になった方々のように、日頃から感謝を言葉で伝え合い人生を自分らしく楽しむ姿勢は、これからの人生において大切にしたい大きな学びとなりました。
この留学で得た成長と温かい出会いを糧に、今後も自分らしく挑戦を続けていきたいと思います。