国内研修

芸術資料フィールドワーク

文化学科は、文化の「現場」での経験を重視しています。海外については、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、中国、ベトナムなどで様々なプログラムを展開していますが、おもに国内の美術館・博物館、アートイベントを見学したり、寺社や民俗文化に触れる「芸術資料フィールドワーク」という授業科目もあります。この授業では、主に国内の史跡や美術館・ 博物館を訪れる見学旅行(1泊2日から3泊4日程度)を夏季休暇中に行っています。



参加学生から

芸術資料フィールドワーク 2018 (担当:水野僚子准教授)

 この授業は、毎年夏休みを利用して、全国各地の地域に数日間、芸術鑑賞旅行をするものです。私が参加したフィールドワーク以外にも複数の先生がこの授業を開催しており、毎年各授業で内容が異なっているので、楽しみにしている学生も多くいます。

 参加したフィールドワークでは、各日程の行く場所ごとに学生の発表と先生による補足説明があり、しっかりと見学地の鑑賞を行います。全日程終了後に旅行で感じたことをレポートで報告し、最終的に単位を取得することが出来ます。ちなみに2018年度は3泊4日で以下の場所を訪ねました。

出雲大社、島根県立古代出雲歴史博物館、日御碕神社、松江城、島根県立美術館、神魂神社、八雲本陣、松江歴史館、田部美術館、足立美術館

 普段旅行で選択しないような地域に行くことで、新しい知見を得ることができると同時に、その得た知見から考察力も深められ、通常の授業でも応用できます。「芸術」と聞くと難しいと思うかもしれませんが、先生と一緒に行き、感じ、考えることが出来る、滅多にない機会です。様々な触れ合いができるこの授業を受けてみると面白いかもしれません。    

                                             (4年次学生より)