外国語学修/海外研修

フランス文化研修

研修概要

 パリでは、中心地のホテルに泊まり、美術館や歴史建造物を見学したり、街を散策したりして、フランスの芸術・文化に触れる自由研修を行います。日帰りでヴェルサイユ宮殿や、モン・サン・ミッシェルも見学に行きます。

 南仏ラナプールは、カンヌから電車で10分のところにあります。ラナプール城というお城と隣のヴィラに宿泊します。午前中は、語学学校グラン・ブルーが日本女子大学生用にカスタマイズしたフランス語の授業を受けます。午後は、各自で自由研修をしたり、近郊のニース、モナコ、カンヌ、エズ、サント・マルグリット島などを電車やバスや船を使って見学し、南仏の自然・文化を学びます。

 南仏での朝食は、ラナプール城のテラスから地中海を眺めながらゆったりと楽しむことができます。夕食は、10分ほど歩いたところにあるヴァカンス用の宿泊施設で、ここに滞在しているフランス人のヴァカンス客と一緒にビュッフェ形式でいただきます。午前中習ったフランス語を活かして、彼らと一緒におしゃべりしながら夕食を共にすることも、このフランス語・文化研修の重要なプログラムの一環です。2週間夕食を共にするうちに友情が芽生えるケースも多く、帰国後もメールやSNSを通じて交流が続いているという声をよく聞きます。夕食後はホールで毎晩歌や芝居などのスペクタクルが催されます。興味に応じて積極的に参加することをお勧めします。フランスといえばヴァカンスですが(年5週間の有給休暇!)、どのようにフランス人がヴァカンスを過ごしているかを共に体験できる貴重な機会でもあります。フランス人と沢山交流してフランス語と国際感覚を磨きましょう。


期間

夏休み中に3週間(例年8月23日~9月11日前後)


単位

学科専門科目4単位(「異文化体験学習」2単位、「言語コミュニケーション」2単位)


参加可能学年

すべての学年


滞在箇所

パリ(1週間)、南仏ラナプール(カンヌ近郊、2週間)


宿泊するラナプール城(高井2012年撮影)ラナプール城のテラスで朝食の様子(高井2012年撮影)ラナプール城のヴィラ。授業はここで行います。ヴィラに泊まる学生もいます。(高井2012年撮影) 

参加学生から

フランス語・フランス文化研修 2018(担当:ベルナール・パスカル・レウルス教授)

私は一年次でこの研修に参加しました。特に印象に残っているのは、南仏での生活です。毎日夕飯時に、フランス人や旅行で滞在中の外国の方がおり、同じテーブルについて食事をするのですが、2、3度ご一緒させていただいたご夫婦が、家族、好きな音楽、スポーツ選手等のお話をしてくださり、一緒に踊りもしました。私は大学入学後、フランス語を第二外国語として勉強し始めたため、当時は文法の知識も語彙もありませんでした。しかし、私が何かを伝えようとすると耳を傾けて待っていてくださる優しい方々で、本当に良い出会いができたと感じています。今でも時々SNSで連絡をとっており、これがフランス語を学ぶモチベーションにもなっています。

 フランスはテレビや写真でもよく見ますが、実際に行き肌で感じると本当のことが分かり、新たな気付きもあります。また、旅行で行くよりも現地の人との交流があるので、より多くのことを感じられると思います。フランス語履修者でなくても参加できるので、色んな人にぜひ参加していただきたいです。


                                           (3年次学生より)