SAPフランス(南仏・パリ)体験記

SAP留学体験記 N.Kさん 2025年度


 今回SAPフランスに行き、本当に良い経験になったと思っています。SAPでは言語を学ぶと同時にフランスの文化に触れることができます。フランスと日本の文化の越境地点に立てたことで、これからどのような学びをしていくか、大学4年間での目標がはっきりしたSAPでした。

 SAPフランスメンバー9人全員、この4月からフランス語を勉強し始め、単語も文法もほとんどわからない状態でフランスに行きました。

 ラ・ラナプール城での生活は毎日が充実しており、毎朝太陽の光で起床し、海を眺めながら、パン・オ・ショコラ、クロワッサンなどのパンや、ハムとチーズ、ヨーグルトなどの乳製品、フルーツなど、フランス人がよく食べる朝食をいただいていました。どれも本当に美味しかったです。

 夕食は、少し歩いたところにあるバカンス村で、バカンス客と食卓を囲みました。南仏ならではの魚介類や、たくさんの野菜、フランス料理のビュッフェを毎日いただきました。どの料理も本当においしくて、お腹が膨れるぐらい沢山食べました。フランス人のバカンス客と食卓を囲むことによって、フランス料理の食べ方や、日本のことについて、今日は何をしたのかなど、フランス語で会話を楽しみました。時々、理解できなくて大変な時もありましたが、フランスの人は本当に優しく接してくれて、様々なことを教えてくれました。


・部屋から見える景色

・ラ・ナプール城での朝食

・ある日の夜ごはん

・1日目のダンスパーティーの時の写真


 SAPフランスでは、恒例行事としてバカンス客やお世話になった方々に感謝を込めて歌を歌います。今年は、「故郷」と「翼をください」を歌いました。たった数日しか練習できませんでしたが、感謝を歌に乗せ伝えることができたと思います。また、歌は本当に言語の壁がないということも身にしみて感じられました。後輩たちには、これからも、この伝統を継承して欲しいです。また、ある日のディナーの後にカラオケ大会があり、「となりのトトロ」や「オ・シャンゼリゼ」をフランス人と歌う機会もありました。言葉は伝わらないけれど、音楽で繋がる力をこのちょっとした越境で体験することができました。


・バカンス客との写真


 朝食の後に、フランス語の授業が始まります。担当のジェローム先生は、とても優しい先生でした。授業では、イラストに対して物語を考え、それを演技しつつ発表し、イラストが表している単語を当てはめていくなど、楽しいことばかりでした。私たちの様子を見ながら、あるときは曲をかけて一緒に歌い、休憩する時間を作ってくれるなどの心配りも素晴らしく、メリハリのついた授業を受けることができました。

 ある日の授業では、フルーツや砂糖などの調味料の名前をフランス語で教えてもらいながら、ジャムとパウンドケーキを作りました。みんなで楽しく料理しながら、日本やフランスの曲を聞いて、先生たちと互いの文化を音楽で学ぶことができました。みんなで作ったジャムとパウンドケーキは、本当に美味しく、楽しかったです。


・ジャム完成

・ジェローム先生


 到着した日に、ラ・ナプール城の歴史について学びました。本当に美しい城で、滅多に行くことができない場所だと思うので、是非SAPフランスに参加してみて欲しいです。


・ラ・ナプール城の内装


 午前の授業が終わってから、私たちの南仏での滞在中アテンドしていただいたイナさんに南仏のフィールドワークに連れていってもらいました。基本的に、平日が授業終わってからフィールドワークか自由行動、休日は一日をかけてフィールドワークという形で2週間過ごしました。

 私たちが南仏で訪れた場所は、カンヌ、サント・レパラト大聖堂、ニースのマルク・シャガール美術館、モナコ、エズ、フラゴナールの香水工場、アンティーヴのピカソ美術館、サント・マルグリット島、カーニュ・シュル・メールのルノワール美術館です。美術館だけでなく、街全体が芸術に溢れていて、歩いているだけでもとても楽しかったです。南仏ならではの明るい雰囲気の街並みや自然が印象的で、現地に行かないと感じることのできないことがたくさんありました。


・カンヌのレッドカーペット

・マルク・シャガール美術館

・モナコのカジノ

・フラゴナールでの香水作り

・ルノワール美術館

・サント・マルグリット島

・ラ・ナプール城

・地中海(バカンス気分を味わえました♪)


 パリでは、私たちのグループは、ヴェルサイユ宮殿、オルセー美術館、オペラ・バスティーユ、ノートルダム大聖堂、ルーヴル美術館、エッフェル塔、エトワール凱旋門、ディズニーランド・パリに行きました。途中チケットのハプニングがあり、日本でチケットを購入してから確実に行けるようにした方がいいと思いました。

 パリでの散策ではフランスの古い文化や歴史を多く学ぶことができました。また、事前学習で学んだ内容を実際に目で見ることで、理解度が深まり、今後、大学での学修をどのように進めて行くのか改めて考えさせられました。

 パリに行った時に、大きめのストライキが起こりました。実際に行進しているところを目の前で見て、交通機関が止まり、予定の変更を余儀無くされましたが、これも日本ではなかなか遭遇できない貴重な体験になったと思います。このように、実際に越境体験をすることで、SAPメンバー全員、「成長することができた」「フランス語と英語の勉強を頑張ろう」など、これからどう学習していきたいか、将来何をしたいかなどが明確になったと言っていました。

 約3週間のフランスSAPを通して、新たな発見や価値観の変化、人としての成長を感じることができました。現代ではSNSやインターネットで、多くの情報を得ることができるが、鵜呑みにせずに実際に現地に行くことが大切であるということを学びました。また、これから新たな発見や文化などの越境体験をするために、旅行や留学をしていきたいと思いました。


・ヴェルサイユ宮殿

・オルセー美術館

・ルーヴル美術館

・シャンパンフラッシュのエッフェル塔

・エッフェル塔の下

・オペラ・バスティーユにてオペラ『ラ・ボエーム』鑑賞

・セーヌ川沿いを散策

・ディズニーランド・パリ

・ノートルダム大聖堂


入学予定の皆様へ

 国際文化学部は、自分自身の可能性を広げることができる環境です。今まで、経験したことがないことをすることによって、新たな発見や知識が増え、越境を学ぶことが楽しくなるに違いありません。カリキュラムの中にStudy Abroad Program (SAP)、実践プログラムが組みこまれているため、常に「どこの国に行こう…?」「この国に行くためにはどうしよう…?」などと、目標を持ちながら学修を進めることができます。同じ方向を向いた友達と協力しながら、お互いに高め合い、自分自身の成長も感じられるはずです。

 私自身、この学部に入り、様々な文化に触れることができ、本当に良かったと思います。