SAPイギリス(オックスフォード)体験記

SAP留学体験記 (H・Tさん)





 私はSAPの留学でイギリスのオックスフォードへ行った。留学で積極的に英語を使って現地の人と交流したいと思っていたので、空き時間を見つけては街を歩きお店の店員さんと物を買うときに会話し、あいさつや「いい一日を」などのやり取りを積極的にするようにして、英語を話すことになれるようにした。また、RA(留学生のお世話をしてくれる現地学生)の子たちとも積極的に英語を使って会話しようと頑張った。私が英語でわからないところがあっても、分かりやすい単語に言い変えて教えてくれたり、最終日、私がオックスフォードでの素晴らしい経験を振り返って、感傷的になって泣いてしまったときにはハグしてくれたりと、とてもいい友達になれた。

アクティビティもゆるく、私たちのペースで楽しめるような雰囲気で、のんびり自分のペースで楽しめたし、ここでしかできない、いろいろなことに挑戦してみたいと思わせてくれた。

 授業でも、先生に疑問点を気軽に質問できる雰囲気や間違えがウェルカムな雰囲気が漂っていて、自分の興味を純粋に探究できている気がした。





 最終プレゼンでは、ちょっと頑張ってスピーチ原稿を見ずにスピーチをしてみた。オーディエンスの反応を見てスピーチをするのはやはり緊張したし、原稿がないと内容の確認もできないが、相手の反応を見ているうちに安心してきて、オーディエンスと一体感を持ったスピーチができた。先生たちが「最終プレゼンの時に、間違いは大歓迎」とおっしゃっていたことも、この挑戦をする私の背中を押してくれたと感じる。

 この経験から、少し努力して、失敗を恐れずに自分の限界に挑むことで自分の可能性が広がり、自分自身を成長させることができると感じた。

 オックスフォードの最終日に街を歩いていた時に路上ライブをやっているのを見かけて、最後の日の思い出にと立ち止まって聞いたのだが、感極まりすぎて泣いてしまった。この感動のお礼としてチップをあげようとシンガーさんの前に行った時にもまた号泣してしまったので、シンガーさんに心配されてしまった。オックスフォードの最終日にこんなに素敵な歌を聴けたから感動して泣いてしまったと私が伝えると、その人は私をハグしてくれ、優しい言葉を沢山かけてくれた。周りにいるオーディエンスの人たちもハグしてくれ、とても暖かく優しい気持ちになった。

 また、そこで知り合ったおじいさんから面白いお話をたくさんしてもらって、別れ際に「また会いましょう、一緒に過ごしてくれてありがとう」と言われたことも、とても嬉しかった。言語の壁を恐れずに勇気を出して行動したことで、思い出に残るドラマチックな体験ができた。





 飛行機が事故で飛ばなくなり、ヒルトンホテルに延泊した。この研修旅行でのリーダーだった私は、旅行会社の人とたくさん電話をし、現地のスタッフさんやJALの職員の人と話して、みんなの協力もあり、無事に27人全員をヒルトンホテルにチェックインさせることができた。

 初めてのイギリスでリーダーになり、経験したことのないトラブルでもあったので最初は緊張したが、現地スタッフさんや旅行会社の人が必死に私を励ましてくれたので自信がついた。今回の旅行メンバーのみんなも一人一人ができることをしようと協力してくれたので、一人じゃない、と感じて心が温まった。

この二日間ロンドンが近いこともあって、トラブルを乗り越えたご褒美として、友達とロンドンを満喫することができたのも、またもうひとつの思い出となった。