文化学科ニュース

2022.10.16イベント情報

エドモン・ド・ゴンクール生誕 200 周年記念シンポジウム『ゴンクール兄弟―日本、女性、文学と芸術における独自性』開催(11月19日(土))

2022年は、19世紀のフランスで活躍した作家ゴンクール兄弟の兄、エドモン・ド・ゴンクールの生誕200周年にあたります。この年の記念として、11月19日土曜日、日本女子大学にて国際シンポジウム(対面・フランス語)を開催する運びとなりました。パリのソルボンヌ・ヌヴェル大学より、19世紀フランス文学研究者で、現在ゴンクール兄弟の研究グループを率いていらっしゃるエレオノール・ルヴェルズィ教授が来日され記念講演を行い、慶応大学教授で19世紀のフランス文学研究で知られる小倉孝誠先生と、ゴンクール兄弟に関する現在のフランスでの評価、研究について、対談をして下さいます。東京芸術大学名誉教授で、ゴンクールの『日記』編訳者、『ゴンクール兄弟とその時代』の著者である斎藤一郎先生、本学名誉教授で、浮世絵の専門家として国内外でご活躍中の及川茂先生(及川先生はフランスからZoomでご参加)、本学名誉教授で、ゴンクールの『歌麿』『北斎』の執筆を助けた林忠正の曾孫にあたり、現在林忠正に関する著作をご準備中の高頭麻子先生が研究発表をして下さいます。恐らくこれが、日本で初めてのゴンクール兄弟に関するシンポジウムですが、今後、日本でのゴンクール兄弟の研究の活性化のきっかけとなるような充実したシンポジウムになると考えています。予約は必須ではありませんが、大体の人数を把握するため、予めご連絡いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。高井奈緒 (日本女子大学人間社会学部文化学科)takain@fc.jwu.ac.jp